世界自閉症啓発デー

4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。4月8日までの1週間は、「発達障がい啓発週間」として、各地で様々な取り組みが行われています。わたしは、「世界自閉症啓発デー in OSAKA 2019」の講演会を聴きにいきました。
京都大学の十一元三先生が講演の中で、「"ノーマル"という障がい」とうお話をされたのが印象的でした。定型発達者の問題として、[社会性:どうしてもASDが理解できない][落ち着き:どうしてもADHDに耐えられない]があるとして、定型発達者が自身のこのような特性に無自覚だと、人間の多様性が理解できないという障がいに陥ると指摘されました。30年以上昔、仲間の間で「重度健全者」という冗談ぽい言い方で、同じような問題点を語り合ったことを思い出しました 。今こそ共に学ぶ教育を創造しなければ、「ノーマルという障がい」や「重度健全者」を拡大再生生産することになります。

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