発達障害啓発週間 2019 JDDnet 大阪企画
「発達障害啓発週間 2019 JDDnet 大阪企画」の講演会を聴きにいきました。
DVD再生による視聴でしたが、信州大学の本田秀雄先生のお話がよかったです。専門用語をほとんど使わず普通のことばで自閉スペクトラム症の思春期の理解と支援について、具体的で深いお話をしてくださいました。特に印象的だったのは、発達障害の支援は幼少期はボトムアップ的に、思春期以降はトップダウン的にととかく言われるが、幼少期からトップダウンでいくべきだという話でした。また、平均的発達に捕らわれず、ひとりひとりの発達の状況を丁寧に見とって、少し手伝えばできそうなことをしっかり支援していくことの大切さを強調しておられました。
第二部の柴田真理子先生(元大阪精神医療センター児童思春期診療部主任部長)のお話は、公認心理師の教科書を復習しているような感じで、勉強になりました。